コラム

第10回「脱毛に悩む女性の増加について」

昔から「髪は女の命」と言われてますが、最近ではその命とも言える髪が脱毛症と言う深刻な事件に襲われています。
その原因としてあげられるのが、日本人の食生活です。肉類中心の動物性タンパク質や脂肪を頻繁に、そして大量に摂取するように変化してきたためと言われてます。
その結果、血液が汚れ、心臓病・高血圧・動脈硬化などの血管に関する病気になり、髪の毛を作る毛母細胞にまで影響を及ぼしてくるのです。
また、近頃目立つのが女性の喫煙です。タバコは体内酸素交換を悪くします。酸素の供給が悪いと言う事は、内臓の各器官への栄養も不足すると言う事で、毛根ような末梢の血管であればなおさら栄養分が行き渡るのは難しくなるのです。栄養分が行き届かなければ、ツヤのある美しい髪が守られるはずがありません。
健康な髪を維持するためには、体を常に弱アルカリ体質に保つ事が大切です。
肉類を好み、タバコを吸うと言うような人の体は、おそらく酸性体質に傾いているはずです。それは、いつかくる薄毛・脱毛への道を歩み始めた事にもなるのです。
体質改善には、血液の流れを良くする不飽和脂肪酸(魚介類・海草・采種油など)、皮膚や粘膜を丈夫にするカロチン(緑黄色野菜)を意識して摂り、酸性体質を助長する糖分は摂り過ぎないように注意しましょう。
このほか髪に良いものとして、毛髪の色素であるメラニンの形成を促進する黒ごま、頭皮の血行を促し新陳代謝を活発にするアロエがあります。
食品添加物は人間の生理機能を鈍らせて免疫力を低下させます。それにより髪の発育が妨げられ、薄毛・脱毛・白髪の要因となってしまうので す。
生涯美しい髪でいるために、食生活を見直して規則正しい生活を心がけましょう。


by koh
Ipost