コラム
ときめきのリズム バックナンバー

 JAZZメン
 25日の土曜日、西伊倉のJAZZHOUSE「VIEBO」でライブを楽しんで来た。出演したのは「Aチーム・ビッグ・バンド」という愛知学院大学OBが中心となって活動しているジャズオーケストラである。その日、メンバーとして出演するというピアニストのパンダ岡崎さんから案内があり、友だちを誘って出かけたというわけだ。
 私にはライブの他に、秋の「ライブオフ会」の下調べをする目的もあった。店の雰囲気が良いかどうか、交通は便利かどうか、お料理はどうか。あちこちきょろきょろ観察である。その結果、この店に決定。椅子や机も簡単に移動できるし、気分を変えて外でも楽しめる。カクテルも100種類あるので、飲む楽しみもたっぷり味わえそうだ。
 さて、本題のライブだがこれは素晴らしかった。演奏に余裕が感じられ、アマチュアというのは、ピンからキリまであるのだなあというのがよくわかった。何がどういいのかというと、一人一人のソロを安心して聞いていられるのだ。年齢的に落ち着いた人が多いからかもしれないが、安定した魅力と力量があった。迫力ある演奏は、私を飽きさせなかったのである。
 私は、休憩時間にパンダさんを質問攻めにした。バンドの練習時間や場所、楽器や楽譜の値段を聞き、目が点になった。楽器の値段が100万円以上、楽譜が一曲5万円とは想像していなかった。アルコールや薬に溺れたというJAZZメンは私のイメージの世界だけ。本当のJAZZメンは、金持ちの道楽なのかもしれないと思ったのである。




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