2002年07月26日

北野教授を囲んで

ご案内

知的障害者のおかれている現状を考える
=北野教授を囲んで=


「知的障害者施設」において、利用者に対する虐待や年金流用等の不祥事が報道されることが少なくありません。これら施設における不祥事は、「知的障害者施設」だけの問題ではなく、地域で生活している知的ハンディキャップを持っている人たちの生きにくさと繋がっているのだと思います。
そのような状況の中で、国は終戦後以来の福祉改革であるとされている、「社会福祉基礎構造改革」を進めようとしています。
私たちは今回、桃山学院大学教授北野誠一氏を招いて、知的ハンディキャップを持った人たちの置かれた現状について「知的障害者の置かれている現状と施設・社会」(仮題)というテーマでお話していただきます。
北野教授は「社会福祉基礎構造改革」について、当事者である「障害者」の側にたって積極的に発言し、行動してきた研究者です。又、現在、「障害者差別禁止法」の必要性を強く訴えています。
著作に「障害者の人権侵害とは何か」「社会福祉基礎構造改革への基本的視点」「アメリカにおけるアドボカシ−システム」他多数あります。
大学教授というと、むずかしい話と思いがちですが、北野先生の話は、徹底して当事者の側に立っているということ、魅力的な関西弁とあいまって、福祉に関係する仕事についていない方にとっても十分に魅力的です。是非、ご参加下さい。

記時:02年7月26日(金)18:30〜所:四日市総合会館第5会議室主催:聖母の家労組  電話・FAX:0593(21)2800    

投稿者 user1 : 11:10