2003年04月08日
支援する会について
正式には「聖母の家労組（分会）裁判闘争の勝利を支援する会」と言い、９９年５月９日に結成されました。
聖母の家の経営者は、聖母の家における利用者に対する虐待・人権侵害を放置し、逆に利用者に対する人権侵害に反対する活動を行ってきた加藤さんたちの組合「聖母の家労組（分会）」を嫌悪し、その中心メンバーである女性職員、又、加藤さんを解雇し、その他の人たちに対しても日常的な退職勧告、職員を使って集団で苛める等を繰り返してきました。
そのことを放置できないと考えた四日市をはじめ近隣の市民が中心になり結成されました。
活動方針として
�―�性職員と加藤さんの解雇撤回、職場復帰を勝ち取る。
�◆崟司譴硫範�組（分会）」の組織と運動を物心両面で支える。
��「聖母の家労組（分会）の闘いの意義を広め、支援の輪を拡大していく。
とし、裁判の傍聴、署名の取り組み、ニュース（０４年１月現在２８号）の発行、集会等を行っています。
具体的活動についてはこちらです。
2003年04月07日
支援する会行動日誌
1999年
５/９（日）支援する会結成総会（四日市労働福祉会館）
６/10（木）事務局会議
支援する会ニュース創刊号
８/10（火）事務局会議
支援する会ニュース２号発行
10/10（日）事務局会議
支援する会ニュース３号発行
12/10（金）事務局会議
支援する会ニュース４号発行
2000年
２/10(木)事務局会議
支援する会ニュース５号発行
４/25（月）事務局会議
支援する会ニュース６号発行
６/20（月）事務局会議
支援する会ニュース７号発行
７/２（日）支援する会 第２回総会
記念講演 中谷 雄二弁護士（名古屋弁護士会）
「知的障害者の権利状況と権利擁護の課題」
７/５（水） 女性職員地位確認控訴審 第１回口頭弁論（名古屋高裁民事一部）
７/25（火） 事務局会議
７/29（土） 情宣
８/15（火） 支援する会ニュース第８号発行
８/27（日） 事務局会議
９/１（金） 加藤地位確認裁判 第８回口頭弁論（津地裁四日市支部）
（園側から新たに東京の弁護士選任の説明）
９/８（金） 女性職員控訴審第２回口頭弁論
裁判後集会開催（名古屋弁護士会館）
９/15（金） 事務局会議
10/６（金） 事務局会議
支援する会ニュース第９号発行
10/20（金） 加藤裁判 第９回口頭弁論（津地裁四日市支部）
10/23（月） 三重県交渉
10/26（木） 聖母の家 県指導監査
11/３日（金） 事務局会議
11/15（水） 女性職員控訴審第３回口頭弁論
裁判後集会（名古屋弁護士会館）
12/６（水） 事務局会議
支援する会ニュース第１０号発行
12/15（金） 加藤裁判 第１０回口頭弁論（津地裁四日市支部）
12/29（金） 支援する会 忘年会
２００１年
１/13（土） 事務局会議
１/23（火） 三重県交渉
２/９（金） 女性職員認控訴審第４回口頭弁論
裁判後集会（名古屋弁護士会館）
２/17（土） 事務局会議
２/20（火） 支援する会ニュース第１１号発行
３/９日（金） 加藤裁判 第１１回口頭弁論（津地裁四日市支部）
３/24（土） 事務局会議
４/６（金） 女性職員控訴審 第４回口頭弁論
裁判後集会（名古屋弁護士会館）
４/23（月） 事務局会議
４/25（水） 支援する会ニュース第１２号発行
５/12（土） 事務局会議（津地裁四日市支部）
５/25（金） 加藤裁判 第１２回口頭弁論（津地裁四日市支部）
５/30（水） 女性職員控訴審 第５回口頭弁論 証人尋問
６/３（日） 支援する会 第３回総会
講演・ジャーナリスト大熊一夫さん「病院・施設における虐待」
６/25（月） 名古屋弁護士会高齢者障害者特別委員会第３部会において「知的障害児・者入所型施設における利用者に対する人権侵害」について報告（名古屋弁護士会館）
６/26（火） 加藤裁判（争点整理第１回・津地裁四日市支部）
三重県交渉（三重県庁）
６/27（水） 事務局会議
６/29（金） 聖母の家指導監査
７/３（火） 支援する会ニュース第１３号発行
７/11（水） 女性職員控訴審第７回口頭弁論（名古屋高裁）
７/31（火） 事務局会議
８/16（木） 事務局会議
８/28（火） 加藤裁判（争点整理第２回・津地裁四日市支部）
９/５（月） 支援する会ニュース第１４号発行
９/11（火） 三重県交渉（三重県庁・寄付金強要問題）
９/14（金） 女性職員控訴審第８回口頭弁論（名古屋高裁）
９/18（火） 事務局会議
10/６（土） 支援する会ニュース第１５号発行
10/19（金） 女性職員控訴審第９回口頭弁論（名古屋高裁）
10/23（火） 事務局会議
11/９（火） 支援する会ニュース第１６号発行
11/20（火） 加藤裁判（争点整理第３回・津地裁四日市支部）
12/４（火） 事務局会議
12/22（土） 事務局忘年会（まっさん）
２００２年
１/８（火） 事務局会議
支援する会ニュース第１7号発行
１/11（金） 三重県交渉（三重県庁）
１/18（金） 女性職員控訴審不当判決（名古屋高裁）
１/27（日） 事務局会議（三泗中小労連事務所）
１/30（日） 三重県交渉（三重県庁）
２/４（日） 女性職員裁判上告・上告受理申立
２/５（日） 支援する会ニュース第１８号発行
２/17（日） 女性職員控訴審不当判決報告集会（四日市総合会館）
聖母の家に申入れ
２/20（水） 加藤裁判（争点整理第４回・津地裁四日市支部）
３/25（月） 女性職員上告理由書・上告受理申立理由書提出
４/９（火） 事務局会議
支援する会ニュース第１９号発行
４/24（水） 事務局会議
４/27（水） 「ピースネット５・３」準備
５/３（金） 「ピースネット５・３」に参加（四日市市民公園）
５/10（金） 加藤裁判（争点整理第５回・津地裁四日市支部）
６/３（月） 聖母の家指導監査６/19（水）
事務局会議（三泗中小労連事務所）
７/２（火） 支援する会ニュース第２０号発行
７/12（金） 加藤裁判（争点整理第６回・津地裁四日市支部）
７/26（金） 桃山学院大学北野教授講演会「知的障害者の現状と社会・施設」
８/３（土） 事務局会議
８/26（月） 事務局会議
９/１（日） 支援する会第４回総会（四日市総合会館）
講演・花園大学浜田寿美男さん「知的障害者のおかれている現状と社会」
打ち上げ（まっさん）
９/12（木） 最高裁女性職員さんの上告を棄却する不当判決
９/17（火） 加藤裁判（争点整理第７回・津地裁四日市支部）
９/20（金） 三重県交渉（三重県庁）
９/25（水） 事務局会議
10/５（土） 支援する会ニュース第２１号発行
10/22（火） 加藤裁判（争点整理第８回・津地裁四日市支部）
10/26（土） 「知的障害者民事弁護マニュアル」完成記念シンポジウム
10/28（月） 事務局会議（三泗中小労連事務所）
11/29（火） 加藤裁判（争点整理第９回・津地裁四日市支部）
12/7（土） 事務局会議
支援する会ニュース第２２号発行
12/27（金） 加藤裁判（第１３回口頭弁論・津地裁四日市支部）
被告側証人主尋問（代表理事、施設長、理事、元職員３名）
事務局忘年会（まっさん）
２００３年
１/21（火） 三重県交渉（三重県庁）
１/29（土） 支援する会ニュース第２３号発行
２/28（金） 加藤裁判（第１４回口頭弁論・津地裁四日市支部）
被告側証人反対尋問（理事・保護者会長、元職員３名）
被告側証人主尋問（理事・元職員）
３/12（火） 事務局会議
４/11（金） 加藤裁判（第１５回口頭弁論・津地裁四日市支部）
被告側証人反対尋問（代表理事、施設長、理事・元職員）
６/６（金） 事務局会議
支援する会ニュース第２４号発行
７/４（金） 加藤裁判（第１６回口頭弁論・津地裁四日市支部）
原告側証人主尋問６名（Ｙ、Ｈ、Ｋ、Ｋ元職員、Ｉ、Ｏ職員）
７/12（土） 「知的発達障害者人権センター基金」集会（東京）
７/25（金） 事務局会議
８/28（木） 支援する会ニュース第２５号発行
８/30（土） 事務局バーベキュー大会（Ｙ事務局長宅）
９/５（金） 加藤裁判（第１７回口頭弁論・津地裁四日市支部）
原告側証人反対尋問６名（Ｙ、Ｈ、Ｋ、Ｋ元職員、Ｉ、Ｏ職員）
10/４（火） 支援する会事務局会議
日本板硝子共闘労組集会
10/９（木） 支援する会ニュース第２６号発行
10/17（金） 加藤裁判（第１８回口頭弁論・津地裁四日市支部）
原告本人主・反対尋問（加藤）
11/15（水） 事務局会議
11/23（日） 支援する会第５回総会（四日市総合会館）
12/26（金） 加藤裁判結審（第１9回口頭弁論・津地裁四日市支部）
事務局忘年会
２００４年
１/24（土） 事務局会議
２/２（月） 署名第一次集約（５８３９名）提出
３/５（金） 事務局会議
2002年09月01日
支援する会第４回総会記念講演（浜田寿美男さん）
ご案内
知的障害者のおかれている現状を考える
支援する会第４回総会記念講演
知的障害者施設において、利用者に対する虐待・人権侵害があとをたちません。そして、その中で声を挙げたいのに声が挙げられない親御さん、施設福祉から地域福祉へ大きく変わろうとしている時に、施設入所を待ち望んでいる家族がいます。これらの背景には、知的障害を持つ人の生き難い現状があります。
知的障害を持つ人が、地域で生活するようになると、多くの問題に直面します。仕事に就けない、仕事に就いても低賃金、真っ先に首を切られる。又、お金を巻き上げられたり等の犯罪被害者にされる、あるいは冤罪事件に巻き込まれたりすることは決して珍しいことではありません。
私たちは今回、花園大学教授浜田寿美男さんを招いて、「知的障害」とは何か、障害のあるなしにかかわらず対等に生きていくために何が必要であるかについて「知的障害者の置かれている現状と社会」（仮題）というテーマでお話していただき、共に考え、今後の支援する会活動を深めていく一歩としていきたいと思います。
浜田さんは、心理学者として、既成の発達概念について鋭い批判を加える一方、狭山事件、甲山事件、野田事件等の冤罪事件に心理学者として積極的に係ってきました。
著書には「子どもの生活世界のはじまり（ミネルヴァ書房）」「ありのままを生きる（岩波書店）」「自白の研究（三一書房）」他多数あります。
浜田さんの話は、子育て中の親御さんにとっても、子どもを理解する上で役立つと思います。是非、ご参加下さい。
時：０２年９月１日（日）総会 １３：００〜１４：００講演 １４：１５〜１６：１５講師 花園大学教員（心理学） 浜田寿美男さん所：四日市総合会館第３会議室主催：聖母の家労組同労組裁判闘争の勝利を支援する会 電話・ＦＡＸ：０５９３（２１）２８００
2002年07月26日
北野教授を囲んで
ご案内
知的障害者のおかれている現状を考える
＝北野教授を囲んで＝
「知的障害者施設」において、利用者に対する虐待や年金流用等の不祥事が報道されることが少なくありません。これら施設における不祥事は、「知的障害者施設」だけの問題ではなく、地域で生活している知的ハンディキャップを持っている人たちの生きにくさと繋がっているのだと思います。
そのような状況の中で、国は終戦後以来の福祉改革であるとされている、「社会福祉基礎構造改革」を進めようとしています。
私たちは今回、桃山学院大学教授北野誠一氏を招いて、知的ハンディキャップを持った人たちの置かれた現状について「知的障害者の置かれている現状と施設・社会」（仮題）というテーマでお話していただきます。
北野教授は「社会福祉基礎構造改革」について、当事者である「障害者」の側にたって積極的に発言し、行動してきた研究者です。又、現在、「障害者差別禁止法」の必要性を強く訴えています。
著作に「障害者の人権侵害とは何か」「社会福祉基礎構造改革への基本的視点」「アメリカにおけるアドボカシ−システム」他多数あります。
大学教授というと、むずかしい話と思いがちですが、北野先生の話は、徹底して当事者の側に立っているということ、魅力的な関西弁とあいまって、福祉に関係する仕事についていない方にとっても十分に魅力的です。是非、ご参加下さい。
記時：０２年７月２６日（金）１８：３０〜所：四日市総合会館第５会議室主催：聖母の家労組 電話・ＦＡＸ：０５９３（２１）２８００
